ずーっとただ「なんか焦げてるな」と思いつつそのまま使い続けていたらステンレス鍋の焦げの蓄積がやばいことになっていました。ので、重い腰を上げて徹底的に焦げを除去!!!しました!!正直どんなブログよりしつこい焦げつきだった自信がありますので同様の方は参考にしてください。重曹だけでは落ちずにスクレーパーやヤスリを使い、合計3日かかりました。
ビフォー
この鍋で揚げ物をしているせいか、内側も茶色くなっちゃってます。
外側は言わずもがな、なんかすごい汚いです。
裏は中央に鍋メーカーのロゴが刻印されていて、そこを起点に黒焦げがこびりついていますね。
それと鍋底を一周しているリング状の黒焦げですね。
この写真はもちろん食器用洗剤で洗い済みです。そんなことでは綺麗にならない汚れです。
ちなみにこの鍋は
- 素材:ステンレス
- メーカー:Fissler(フィスラー)
- ドイツ製
です。
まず王道の手入れ方法「重曹で煮て、放置して、こする」
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ネットを検索したところ、ステンレスの鍋などの焦げ付きには
というのが有効のようです。
このあたりのサイトを参考にしました。
ゼロから始める重曹掃除(12) 鍋のコゲつきがベロンとはがれる! 重曹水で"煮込む"という最終手段 | マイナビニュースnews.mynavi.jp
1回目:茶色い汚れは綺麗に落ちた!
はい、上記の手順通りに一回やってみました。
綺麗にしたい鍋に重曹を入れる。
一回り大きい鍋にも重曹を入れ、綺麗にしたい鍋を入れる。これで内側と外側の両方をいっぺんに施術出来ます。
アルミホイルとフライパンのフタでなるべく漏れないように覆います。
※蓋をしないと煮沸している間に重曹が蒸発して周りが重曹まみれになります。
10分煮沸後、半日放置してスコッチでこすり洗い。
これだけでまず鍋の内側はピカピカ綺麗になりました!
スコッチはこんなのを使ってます。
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外側も、茶色い汚れはだいたい綺麗に落ちてピカピカになりました。上側のフチがまだ茶色いですが、これは重曹水に浸かりきってなかったせいです。でも蒸気でかなり緩んでいて、これでも汚れは半減してます。
しかし肝心の黒い焦げ付きはビクともせず・・・
あらかた落として、第2ラウンド突入です。
2回目:それでも手強いので竹串とスクレーパーで削る
同様にもう一度やってみましたが対して変化なく、仕方ないので道具を追加しました!!
竹串とスクレーパーです。
持ち手の溝の部分は竹串でけっこう削れました!煮沸によって焦げがゆるんでいるので、竹串を溝に滑らせるとスルーっと焦げが取れるかんじ!いいぞ!
しかし裏面のロゴ周辺は煮沸が効いてるのか効いていないのか・・・?ただ削ってるだけでは・・・?という感じでしたがとにかくガリガリやりました。
手強いところロゴの溝は詰まった石を叩き飛ばしていく感じである程度除去できました。
ちょっとだけ鍋本体にキズがついた気がしないでもないですがそんなことより焦げを落とす方を優先しました。気をつけて焦げだけを狙えばそこまで傷つきません。
(真似する際は慎重に!)
それでもこのくらいが限界。リング状になっている部分が特にスクレーパーも当てづらく、刃が滑るか噛みすぎちゃうかでうまく削れず。。。
手も疲れてきたので気休めですがもう一度煮沸。
3回目:やっぱりダメ!!!最終戦法ヤスリを召喚!!
このあたりで作業をはじめて3日目とかです。煮沸のたびに半日〜一晩放置するので時間がかかります。
そして煮沸にあまり意味を感じなくなってきました。ぜんぜん焦げが緩んでる気がしない。埒があかない。
ので、ここで、ヤスリを持ち出しました。
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木材用の紙ヤスリ60番です。水に弱いので水気を拭きながらやりました。
(amazonだと500円ですが、ハンズやホームセンターだと1枚50円とかで買えます!)
物理的に焦げを削っていきます。
(真似する際は慎重に!小さく試して、傷がつかないか確認してからやってください)
全力を尽くしてこのくらい。息切れしています。腕も疲れた。
ある程度削ると削りにくくなるので、やっぱり多少は煮沸に意味があるのかも?と思ってここで最後の煮沸をしました。
4回目:やりとげた!!!ついにピカピカのステンレス鍋が戻ってきました!
ラスト煮沸後、ゆるんだ焦げをヤスリで削り、全体をもう一度スコッチでこすり、キレイな姿を取り戻したステンレス鍋の姿がこちらです!!!
達成感!!
ロゴも読めるようになりました!!
まとめ:こまめに手入れすべき
はい。こんなになるまで焦げ付きを放置してはいけませんでしたね。
鍋の内側のような軽症の茶色い焦げ付きのうちにこのようにして重曹を使って手入れをしていれば、スクレーパーややすりなどといった物騒なものを取り出さずにすんだと思います。
それと、素材の仕上げの問題もあったと思います。フィスラーのこの鍋、日本製のほかの鍋と比べるとツルツルしてないんです。ほんの少しヘアライン仕上げになっているというか。
さらに鍋底のリングになってしまった部分はもっとザラザラ仕上げになっていて、焦げが張り付いてしまったようです。
今後はこまめにお手入れしてキレイを保ってあげ・・・られたらいいですね・・・w!
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おまけ:蓋もめっちゃ綺麗になりました
鍋を煮た残りの重曹のお湯で、同じくめっちゃ汚かった鍋の蓋も綺麗になりました。
ビフォーの姿。左側の二箇所めっちゃ焦げてるのは、卵焼きフライパンに無理やりこれで蓋をしたら、火が直接当たってしまったせいです。
重曹のお湯につけます。
※この向きのまま煮沸するとボコボコが妨げられて危険です!煮沸している最中は逆向きにして隙間を作った方がいいです
スコッチでこする。溝の部分はこのように重曹をふりかけてこすると奥まで届いていい感じ。
このくらいの茶色の焦げなら軽い力でスルリと落ちます。
このくらいならスコッチだけでピカピカ!
気持ちがいいのでストレス解消にもオススメです。
ではでは!