出産を前にして時短家電への課金が止まらない我が家。ルンバのような自動掃除機は前から気になっていたものの、1LDKのため5分あれば掃除できてしまう狭さもあって保留していました。が、ダスキンでSiRo(ルーロ)のお試しレンタルをやっていることがわかり、試すだけなら・・・、と手を出したら想像以上に気に入ってしまい、検討の末ルンバe5を購入しました!そこに至るまでの経緯とshiro(ルーロ)とルンバe5を実際体験してみての感想をまとめます。
まずはダスキンでshiro(ルーロ)をお試しレンタルしてみた
2019年2月、ちょうど自動掃除機を検討していたところダスキンがロボットクリーナーSiRoとモップ大小2種類、掃除機のようなものの4点セットを2週間お試しレンタル1000円のキャンペーンを開催しており、そちらを利用しました。
現在(2019年3月)調べてみると、キャンペーンは終了し2760円になってるようです。
ネットから申し込むと日程調整の電話があり、翌週くらいに直接ダスキンのスタッフさんが家まで持ってきてくれました。
自分以外の誰かが掃除してくれるって最高!
届いて早速稼働。
案の定、最初は物をどかしたりハマらないよう塞いだりという作業は必要でしたが、その手間が気にならないほど、「自分以外の誰かが掃除してくれる」ことの嬉しさを知ってしまいました。
同時に、SiRo(ルーロ)を稼働させるために床に放置されたものを片付けると、当たり前ですが「部屋が広くなる」。それも夫婦共々、なんとなく自発的に片付けることができるようになりました。自分のものにSiRo(ルーロ)が引っかかったらかわいそう、と無意識に思ってしまうみたいです笑
すぐに乗り上げて停止する・掃除する場所に偏りがある
自動掃除機のありがたみは大きく実感できたものの、SiRo(ルーロ)の欠点も見えました。
うちのリビング机の脚は逆T字になっていて高さが足りずに乗り上げてしまうので、コーナーガードを貼って高さをカサ増ししたのですが、向かって来る角度などによって大丈夫だったり乗り上げたりとセンサーの感知にムラがあるようでした。
そして一度乗り上げるとガガガガ!と心配なほどガリガリ音がして、そのうち「別の場所に移動してください」とアラームが鳴ってしまうということがよくありました。
それから、SiRoには学習機能が搭載されていないので、掃除をする箇所に偏りが発生していました。特に入り組んでいるキッチンが「見つけられない」。しかもキッチンをやっと見つけたと思ったら行って帰ってまたリビングに戻ってきてしまい、結局キッチンは一部しか掃除できてない、という感じでした。
掃除のクオリティは不満がなく、通ったところはごみがなくなりキレイになっているのでよかったのですが。
もう少し「頭のいい」自動掃除機を買いたい
そうこうしているうちに2週間が経過し、SiRoを返却する時期になってしまいました。そのとき思ったのは、「自動掃除機は買いたい」。でも、「もう少し頭のいい」やつがいい。ということ。
そこで目をつけたのがルンバe5です。
ルンバe5はSiRoと同等と思われるルーロ(MC-RS310)とほぼ同じ値段で、
- 高速応答プロセス iAdapt®(アイアダプト)搭載
- アプリから操作可能
という点が優っていると思い、購入を決定しました。
ルンバe5 50,500円
ルーロ(MC-RS310) 55,919円
※2019年3月現在 amazonにて
アイアダプトについては半信半疑の面もありましたが、まあSiRo(ルーロ)より悪いということはないだろうと予想しました。
あと、単純に見た目のスマートさもルンバのほうが好みでした。
結果、ルンバe5のほうが隈なくお掃除してくれています!
さて気になるその差はどうだったのか?というところです。
正直、圧倒的にルンバのほうが複数の面で「性能がいいな」と感じています。
- 無駄に乗り上げない
- 部屋の形状を理解しようとしている気がする→キッチンもちゃんと掃除してくれてる
- アプリ連携が便利
という感じです。
SiRo(ルーロ)はすぐに乗り越えられない段差に乗り上げてヘルプコールを出していましたが、ルンバは「乗れないところには乗らない」ようになっているみたいで、今のところ一度もヘルプコールを聞いていません。優秀。
また、SiRo(ルーロ)で発生していた「キッチンにたどり着かない問題」もありませんし、その上キッチン内をまんべんなく掃除してくれています。
というのも、ルンバe5を見ていると壁を伝って進み、部屋の外形を把握し、それから中のスペースを掃除しているように思います。(SiRo(ルーロ)はそれをせず、壁に当たったら壁のない方に進む、ということの繰り返ししかしないので、キッチンに入ったらそのまま一往復しかしないで出て行ってしまうのです)
なので、ルンバe5のほうが、短時間で部屋全体を綺麗にしてくれたんだなという安心感もあります。
それとアプリ連携も便利です。
ルンバe5のアプリは上位機種のものと違って、部屋のマップを確認したりはできないのであまり期待していなかったのですが、
- アプリから起動・帰還指示が出せる
- 履歴が確認できる
- スケジュール設定ができる
- 終了時に通知がくる
といった基本的な操作が難なくでき、思ったより便利です。接続もアプリの指示に従っていくだけでスムーズで、さすが自動掃除機を牽引してきたメーカーだなと思いました。
あともうひとつ、買ってから気づいたことがあります。
ルーロよりルンバe5のほうが背が低い
です。ルーロが入れなかった家具の下をルンバは入って掃除しています。
差はほんの少しだと思いますが、家具の下を掃除してくれるというのも自動掃除機のメリットなので、この点においてもルンバe5を選んでよかったかもしれません。
たしかにルンバのほうがぶつかりが激しい
レビューなどを見ているとよく言われていることですが、確かにルンバのほうがぶつかりが激しい気がします。ルーロもぶつからないわけではないですが、ルンバは前面にぶつかることで感知するセンサーのようなものがついていて、何度もぶつかることで障害物の向きや形状を理解して、動く方向を決めているようです。
SiRo(ルーロ)は障害物が前方にあるとわかると90度くらい勝手に方向転換するので、何度もぶつかることはありません。その代わり、掃除にはムラができやすいです。
つまりルンバが物にぶつかるのは入念な掃除の代償なのではないかと思います。
そのため、この点については諦めて、傷になったら困るものにクッションを貼ろうと思いますw
ダスキンのお試しレンタル&ルンバe5、オススメです!
というわけで、まず、「自動掃除機を買おうかどうしようか迷っている」という方にはダスキンのお試しレンタルがオススメです。納入と返却時にダスキンのスタッフさんが家に来るというのがちょっと、と思われる方もいると思いますが、過剰な営業はなく親切な印象でした。
そして「どの自動掃除機にしようか迷っている」という方にはルンバe5、オススメです!特にうちのような1LDKの家には高性能な部屋感知機能がなくても、ルンバe5が十分に満遍なく掃除してくれますよ!